ある日の、こと。

It Happened One Day

ある日の、こと。1-思考とボクシング-

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アクセスしていただき、ありがとうございます。
好きなことをはじめ、雑感やらなにやらと、気ままに書いていこうと思っています。興味を持っていただいた時には、ゆるりと読んでいただけたら幸いです。

思考するって、とても大切ですよね?

さて、いまはなんだか「死なないこと」をことさら至上とし、無意識的といって良いレベルで思考することがないがしろにされていると感じますが、私は死なないために、生きているわけではないので、いまの世情のアンバランスさにはついていけず、なんだかなーと嘆息することが多い日々を過ごしていたりします。
まあ嘆いていたって、どうにかなるわけではないので、思考をないがしろにしないよう、しっかりと意識していこうと思っています。

ということで、「思考」絡みでひとつ。

私はボクシングが好きで、ずっと見る専門だったけれど、数年前からボクシングを始めたのですよ。
いやー、これがもう本当にハマりましたよ。ボクシングは「あしたのジョー」、「がんばれ元気」、「B.B」(これはちょっとマニアック?)などのマンガから興味をもち(「はじめの一歩」も当然通った)、実際のボクシングもテレビで見るようになって、辰吉丈一郎さんに惚れ、畑山隆則さんに魅了され、坂本博之さんに”漢”を見た、まあよくいる人なのですが、見るだけでなく、実際に自分でやってみたら「こんなに面白いのかー!」と。
身体操作のフィジカル的な楽しさはもちろんあるのだけれど、とにかく「考える」のが面白い!
やっと「思考」に絡みましたね。前置き長くて、すみません、、、

なにがそんなに面白いのよ?

パンチを当てるにはどうしたら良いのか、パンチを貰わないためにはどうしたら良いのか、シンプルにしたら(シンプルにし過ぎか?)、考えるべきことはこの2点に集約されると思ってるんだけど、この2点を考えるって、まあ深いこと深いこと。
相手がいるから自分自身だけで完結できない、「ルール」という制約があることで「なんでもあり」にならないので、もう考えることは山盛りある。そこに、ビタッとハマっています、いま。
考えたことを実行して表現するのも容易でないところも面白いし、どうしたら上手く表現できるかを考えるのも楽しくて、やればやるほど面白くなって、「あれ、飽き性の自分はどこに?」ですよ。

実際にやることで、見えるものが変わります。

で、やってみてわかったことは「パンチを当てるのは、そう簡単じゃない」です。当てるまでのプロセスをしっかり意識してやらないと当たらないんですよ、ホント。
相手との間合いをはじめ、ポジショニング、虚実入り混じった駆け引きなど、意識することはたっぷりだし、それをスムースにやれるようになるのも容易じゃありません(^_^;)
プロの凄さを少しは実感できるようになり、ボクシングを見ることがこれまで以上に楽しくなりましたよ。
そして、テレビを見ながら「手を出さないからダメなんだよな」なんて、気軽に言えなくなりました(^^;)
ボクシング好きで、まだ自分ではやってみたことがない方、自分でやってみると見えるものが変わって、さらに楽しめますよ!